オンラインセミナーの種類
対象人数や形式により、大きく以下の3種類が設定可能です。
1.少人数ワークショップ型(20名程度まで。2-4時間)
講義に加えて少人数グループワークや発表を中心としたワークショップ中心のセミナーです。グループ毎のディスカッションに加えて全体での発表やQ&A等も行います。
2.大人数セミナー+ワークショップ型(60-70名程度まで。2-4時間)
1.と同様に講義に加えて少人数グループワークや発表等の演習を含むセミナーです。1.と比較すると発表の機会や全体Q&A等の機会が限定的になります。
3.ウェビナー型(人数制限なし(システムやネットワーク上の制限のみ)。1-2時間程度)
基本的には一方向の講演型となりますが、簡単な個人演習やオンラインクイズを含みます。
オンラインセミナーで用いるアプリケーション等
基本的にZoom等のWeb会議用アプリケーションを用います。ワークショップで用いる内容をフルに実現するにはZoomの利用が望ましいですが、様々な制約によって利用が難しい場合には他のツール(Microsoft Teams, Google Meet, WebEx等)にも対応致します。
なお、上記以外にオンラインクイズやディスカッション、ブレーンストーミング用としてGoogle Slides/Forms, Padlet等のツールを用います。これらはWebのリンクの送付によって参加者と共有し、個別のライセンスやユーザ登録等は必要ありません)
オンラインセミナーのメニュー
以下はセミナーのテーマの例です。いずれのテーマもオンラインセミナーの3つの種類(上記)のいずれのパターンも対応可能です。
1.「 フェルミ推定と仮説思考」
不確実性が高い状況下で求められるのは、過去の経験や知識から正解を当てはめることではなく、「思考のプロトタイプ」たる仮説を短時間で作ってその検証を繰り返していく思考プロセスです。
本セミナーでは「短時間でざっくりとした全体像を描く」仮説思考を演習を通じて習得します。
年齢や職種に関係なく、少ない情報と時間で仮説を構築するための思考力を身に付けたい人向けです。
2.「全体から考えるフレームワーク思考」
人は皆、多かれ少なかれ自らの偏った経験に基づく思い込みに支配されています。フレームワーク思考は「全体から考える」ことによってこのような心理的バイアスを脱して思考の盲点を見つけるのに役立ちます。またコミュニケーションやプレゼンテーションの場で、全体像を共有することで受け手にわかりやすい説明や資料作りにもこのような思考法が有効です。
本セミナーでは、「全体から考える」ためのツールとして、MECE(もれなくダブりなく)やロジックツリーといったツールを使ってフレームワークで考える手法を習得します。
3.「仕事に活かすWhy型思考」
AIが飛躍的に進歩していく現代においては、「言われたことをそつなくこなす」ことの価値は下がり、「自ら能動的に考えて問題を発見していく」ことが求められます。そのために必要な第一歩が、与えられた問題に疑問を呈し、「なぜそれが必要なのか?」と自問自答して上位目的を考慮した新たな問題を見つける思考法です。
本セミナーでは「上位目的を考えて『与えられた問題を解く』以上の価値を生み出す」Why型思考を、演習を通じて習得します。
比較的若手の社会人や学生、あるいはそのような若手層を指導する立場のリーダークラスを対象とします。
4.「具体と抽象(抽象化思考)」
「抽象的であること」は一般にわかりにくいことの代表のように取り上げられますが、実は「具体と抽象を往復する」ことが私たちの思考の基本にあります。具体的な事象を抽象化して一般性を上げて応用を利かせることと、抽象概念を具体的な事例やアクションに落とすことで実践につなげる力が「考えること」の基本動作です。
本セミナーでは、「具体と抽象とは何か?」から始まって、「具体→抽象」の抽象化、「抽象→具体」の具体化についての演習を通じて「具体と抽象の往復」の実践方法を習得します。
汎用性の高い思考の基本動作なので、年齢や職種などを問わず「考えること」を考えたい全ての方々を対象とします。
5.「発想を生み出すアナロジー思考」
抽象化(と具体化)思考の応用が「遠くの世界からアイデアを借りてくる」アナロジー思考です。
不確実性が高く変化が激しい時代には、過去の延長からの発想だけでなく不連続なアイデアが求められます。アナロジー思考は、一見関係なさそうな「遠くの世界」から抽象化によって共通点を探すことで自らの世界への発想につなげることを可能にします。
本セミナーでは、アナロジー思考の様々な事例を紹介し、ビジネスの世界での応用を考えることで実践的なアイデアを出す方法を習得します。
新規事業や、将来を見越した能動的顧客提案、商品・サービス開発等のために新しい発想を生み出す方法を身に付けたい方を対象とします。
オンラインセミナーのプログラム例
右表は2時間のセミナーのプログラム例です。○○思考には上記の各々のタイトルが対応します。詳細のプログラム内容や時間、及び演習問題等は各々のセミナーの目標、対象者等に応じてご相談の上決定します。
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